社員インタビュー

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障がいへの理解や上司のフォロー、安心して仕事に取り組める 服部 勇樹 / WDB独歩(株)

入社のきっかけ、決め手は何ですか?

WDB独歩が特例子会社であることは入社の大きな後押しとなりました。前職では化学系の商社で総合職として働いていました。しかし仕事内容や仕事量のバランスを保つことや上司との関係がうまくいかず、失敗の連続でした。ADHDという障がいがあることが判明したのもその頃ですが、障がいを打ち明けても仕事場で全く理解されず、結局長く勤めることができないまま仕事を辞めることになりました。
再就職の際には、自身の障がい特性を理解してもらった上で働くことができる職場を探していました。WDBグループは理学系の人材サービス事業がメインであるので、自身の経験を活かすことができるのではないかと思ったことと、障がい特性を理解してもらえたことが入社の決め手となりました。

仕事の内容や役割は何ですか?

仕事内容は、PCでのデータ入力作業を主に担当しています。
様々な依頼を受けてデータ入力を行っています。
他には、物品の発注や発送、在庫管理、Webサイトの更新等も行っています。最初は入力作業のみでしたが、イベントの準備や片付け、社外施設の清掃や倉庫整理等も経験し、徐々にできる作業が増えてきています。

仕事のやりがいや苦労した点は何ですか?

私は入力チームの一員として仕事をしていますが、チームリーダーと仕事内容を確認しながら、自分に合ったペースで仕事をすることができることが今一番の喜びだと感じています。
前職では、経験したことのないことまで実行すべきかどうかを全て自分で決めなくてはならず、物事の線引きや判断することが難しい私にとっては大きな負担となり、勝手な判断から失敗することが多々ありました。
現在の職場では、上司に相談しやすく、失敗についてもフォローしてもらえることが多いので、安心して仕事に取り組めています。その一方で、失敗が障がい特性によるものが原因となっていることが多く、仕事のやり方を確立するまでは大変苦労しました。

働いていて良かったと思うことは何ですか?

グループ全体としては、仕事の内容や働き方、社内ルール等がしっかりとしており、安心して働くことができています。
仕事についてはグループ全体で助け合いながら、様々な業務を行っています。独歩においてもそれは例外ではなく、業務の一つ一つがグループ会社としてなくてならないものであり、それらに従事できていることは、独歩がグループ会社の一つとして、グループ全体に貢献できていると感じています。

今後チャレンジしたいことはありますか?

今はできることを一つでも多く増やせるように頑張っていますが、今後チャレンジしたいことは、入力業務では正確に、より早くデータ入力作業を行えるようになりたいと思っています。
失敗が多く、ご迷惑をおかけすることが多いですが、チームリーダーには温かい目で見守っていただき、日々指導いただけることに感謝しています。

同僚のインタビュー

服部さんは、入力チームのメンバーとして、どの作業にも真摯に取り組んでくれています。ただ、作業の工程を一つ忘れていて、大きなミスにつながってしまうことがありました。このミスは服部さんの障がいゆえのミスでした。その直後に服部さんと話し合い、作業ごとにマニュアル・チェックリストを作成し、工程ごとのチェックをしながら作業をするようにしました。結果、大きなミスも減り、効率良く業務が行えるようになりました。
服部さんはご自身の障がいについて理解し、何か困ったことがあれば相談してきてくれます。チームリーダーとしては、些細なことでも不安なことや困ったことがあれば報告・相談・連絡をしてもらえるので助かります。
服部さんは素直で、誰からも好かれる人柄で、入力業務以外も率先して引き受けてくれるので「服部さんにお願いします」と依頼があるほどです。今後は、私の不在時にチームを任せられるようになってもらえると心強いですね。